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電柱を活用した水害対策サービス実証試験の実施について

プレスリリース
 千葉県佐倉市(市長 西田 三十五/以下佐倉市)と東電タウンプランニング株式会社(代表取締役社長 市田 雅之/東京都港区、以下TTP)は、2020年3月17日付で「洪水・浸水対策支援サービスの実証試験に関する協定」を締結し、本日より実証試験を開始しました。

 昨年10月25日の大雨では、市内各所で洪水、浸水被害が発生し、道路網も寸断されたため、被害状況の把握が困難な状況となりました。そこで、実証試験により、冠水データの収集と、それを基にした情報配信による防災対策の有効性を検証することとしたものです。
本実証試験では、小型で軽量な浸水センサを観測面に設置し、電柱上に設置した RFルーターを介してクラウド上でセンサ情報を一元集約します。集約された浸水情報はリアルタイムで把握することができます。

 今後、浸水センサで感知した道路冠水を、自動的に現地のLED表示板で通行車両に注意喚起する実証試験も行う予定です。

【実証試験の概要】
 期間 : 2020年7月6日~2021年3月31日
 設置場所および設置機器 :
 ①高崎川河川部(表町3-16-9地先)
   河川堤防コンクリート壁面に複数センサ、電柱1本にRFルーター
 ②鏑木町地区(鏑木町2-9-16地先)
   公園壁面に複数センサ、電柱1本にRFルーター
 ③大作地区(大作1-2地先)
   道路縁石に複数センサ、電柱1本にRFルーター、歩道緑地帯にLED表示板2台
   ※LED表示板は8月頃設置予定
 ④中志津地区(中志津2-35地先)
   道路縁石に複数センサ、電柱1本にRFルーター

電柱を活用した水害対策サービス実証試験の実施 .pdf
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